“山抜(やまぬ)” の例文
甘干(あまぼし)の柿(かき)見(み)たやうに、軒(のき)へぶら下(さ)げて売(う)りましつけ、……水損(すゐそん)、山抜(やまぬ)け、御維新(ごゐしん)以来(このかた)、城趾(しろあと)へ草(くさ)が生(は)へる、濠(ほり)が埋(う)まる、村(むら)も里(さと)も無(な)くなりました処(ところ)へ、路(みち)が変(かは)つて、旅人(たびびと)も通(とほ)らぬけえに
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)