“就(つけ)” の例文
夫でも若(も)しや独りで置いて自殺でも企てる様な事が有ては成らぬと思い吾々は竊(ひそか)に見張を就(つけ)て牢から退き
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
それに就(つけ)ても、近頃の『アラヽギ』で予の最も嘻しいのは石原純君の歌である。
歌の潤い (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
見るに就(つけ)ても斯(かく)空々(うか/\)他人(ひと)の厄介(やくかい)になりて居るは如何にも心苦しく然りとて是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
急(いそが)せしが知者(しるもの)絶(たえ)てあらざりけり夜明し後に長家の者は一同起出(おきいで)夫々の業(げふ)に就(つけ)ども家主の庄兵衞方は戸も明ず夫のみならず長家中では早起(はやおき)なりと評判する武左衞門の家も戸が開(あか)ねば不思議に思ひて起して見んとお金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)