“就職”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くち33.3%
しゅうしょく33.3%
アリツ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ありそうな口吻くちぶりで、そこの馬具師も安うけあいしたが、就職くちはなかなかかかって来ない。——そのうちに冬も十二月、ふところの金も半分になっていた。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今年の春、就職しゅうしょくをたのみにいったとき、はじめて父の少年時代のことをきいて、母と子はいっしょに笑ったのである。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
春日和、うらゝに 人は就職アリツくらしも
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)