“しゅうしょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
修飾28.6%
愁色28.6%
秋色28.6%
就職14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは半面に自分の不得意な音曲でさえこのくらいに出来るという風に聞え彼女の驕慢な一端いったんうかがわれるがこの言葉なども多少検校の修飾しゅうしょくが加わっていはしないか少くとも彼女が一時の感情に任せて発した言葉を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
叔母とその奴婢どひやからは、皆玄関に立併たちならびて、いずれも面に愁色しゅうしょくあり。
琵琶伝 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
哨兵しょうへいたちが雑談していた。雲もない一碧いっぺきの空に、かさなり合っている山々の秋色しゅうしょく、その裾に見える湖の明るさ、ふとすると、とりに、欠伸あくびを誘われそうだった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今年の春、就職しゅうしょくをたのみにいったとき、はじめて父の少年時代のことをきいて、母と子はいっしょに笑ったのである。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)