“毛利元就”の読み方と例文
読み方割合
もうりもとなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このお話はどうも、わたくしが子供の時に聞いた毛利元就もうりもとなり公のお話と、あんまりよく似過ぎておりますから、ことによると元就公のお話を
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
毛利元就もうりもとなりも然り、上杉謙信うえすぎけんしんも然り、本願寺も然り、みな皇室に献金もし、御造営にも手つだい、綸旨りんじにも恭順きょうじゅんしている。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お民は、俊三の入学式をすまして帰って来ると、すぐ恭一と次郎を呼んで、昔、毛利元就もうりもとなりが子供たちに矢を折らしたという逸話を、如何にも勿体もったいらしく話して聞かした。そして
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)