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小魚
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こうを
ふりがな文庫
“
小魚
(
こうを
)” の例文
あの
中島
(
なかじま
)
は、
簇
(
むらが
)
つた
卯
(
う
)
の
花
(
はな
)
で
雪
(
ゆき
)
を
被
(
かつ
)
いで
居
(
ゐ
)
るのです。
岸
(
きし
)
に、
葉
(
は
)
と
花
(
はな
)
の
影
(
かげ
)
の
映
(
うつ
)
る
處
(
ところ
)
は、
松葉
(
まつば
)
が
流
(
なが
)
れるやうに、ちら/\と
水
(
みづ
)
が
搖
(
ゆ
)
れます。
小魚
(
こうを
)
が
泳
(
およ
)
ぐのでせう。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
近いものよりは却て遠い昔の記憶が軒に
滴
(
したゝ
)
る雨だれの如く、とぎれ/\に浮んで來る。私はよく子供の時分に、大雨の晴れた
午後
(
ひるすぎ
)
四手網
(
よつであみ
)
を持つて、場末の町の
小流
(
こなが
)
れに
小魚
(
こうを
)
を
漁
(
あさ
)
つた事がある。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
土左衞門をせつつく
小魚
(
こうを
)
の一つであらう。
筑波ねのほとり
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
山
(
やま
)
に
棲
(
す
)
む
獸
(
けもの
)
や
鳥
(
とり
)
や
小魚
(
こうを
)
のお
話
(
はなし
)
でした。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
綺麗
(
きれい
)
にひろげて
小魚
(
こうを
)
を
招
(
まね
)
く
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
“小魚”の意味
《名詞》
体が小さな魚。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
“小魚”で始まる語句
小魚籃