“寢入(ねいり)” の例文
新字:寝入
次の間に寢入(ねいり)し風(ふう)の吉兵衞は委(くはし)く聞取り扨こそ案に違(たが)はざりし山賊の張本(ちやうほん)なりけり斯(かく)深々(ふか/″\)と穽(あな)の内に落し身の今更(いまさら)迯(にげる)とも迯(にが)さんや去乍ら大望のある身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
窺(うかゞ)へば晝(ひる)の疲(つかれ)かすや/\と休(やす)み寢入(ねいり)居り夜具の上より床(ゆか)も徹(とほ)れと氷の刄(やいば)情(なさけ)なくも只一突(つき)女は苦痛(くつう)の聲も得立ず敢(あへ)なくも息(いき)絶(たえ)たれば仕濟(しすま)したりと床(とこ)の下より件(くだん)の服紗包(ふくさつゝみ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見れば連(つれ)の男見えぬ故扨こそ奴つに相違なし今に取押(とりおさへ)呉(く)れんと空鼾(そらいび)きをかき熟(よく)寢入(ねいり)し體に持成(もてなせ)ば曲者は仕濟したりと彼胴卷を解(ほどき)てそろり/\と引出すゆゑ半四郎は少し體(からだ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)