“寄(よら)” の例文
以て歸らんことは思ひも寄(よら)ず如何(いかゞ)はせんと座中を見廻すに是幸ひ傍(かたは)らに文右衞門の煙草盆(たばこぼん)ありしかば其の中へ右の金子二十五兩を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一向に辨(わきま)へずして感應院後住(ごぢう)の儀は存じも寄(よら)ず爰にされば一(ひとつ)の御願ひあり何卒當年(たうねん)より五ヶ年の間諸國修行致し諸寺(しよじ)諸山(しよざん)の靈場(れいぢやう)を踏(ふみ)難行苦行を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
致さるゆゑ我れ永々逗留(とうりう)なす事甚だ氣の毒に思ふなり是は少しなれども先(まづ)暮(くら)し方の足にも致されよと渡すに主は大いに驚(おどろ)き是は思ひも寄(よら)ぬ事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)