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家定
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いえさだ
ふりがな文庫
“
家定
(
いえさだ
)” の例文
然
(
しか
)
るに議論百出してその帰趨を知らず、且つ内は将軍〔徳川〕
家定
(
いえさだ
)
襲職のために繁忙を極めて、確たる外交方針を定める暇がなかった。
東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
十三代の将軍
温恭院殿
(
おんきょういんでん
)
(
家定
(
いえさだ
)
)の
御台所
(
みだいどころ
)
は、薩摩の
島津斉彬
(
しまづなりあきら
)
の娘さんであります。お
輿入
(
こしいれ
)
があってから僅か三年に満たないうちに、将軍が亡くなりました。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
七月二十二日に将軍
家慶
(
いえよし
)
が
薨
(
こう
)
じた。年六十一である。その第三子
家定
(
いえさだ
)
が将軍の職を襲いだ。年三十二である。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
しかし、岩瀬肥後にとっては、彼が一生のつまずきになるほどの一大珍事が
出来
(
しゅったい
)
した。十三代将軍(徳川
家定
(
いえさだ
)
)は生来多病で、物言うことも滞りがちなくらいであった。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「これは、寧子、おや屋の里方の叔父にあたる者。つまり当家の又右衛門どのの家内こひ女の兄、木下孫兵衛
家定
(
いえさだ
)
でござる。初めての
御見
(
ぎょけん
)
、この後はわけても
御昵懇
(
ごじっこん
)
に」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
幕府は五月九日を以て、万石以下の士に
甲冑
(
かっちゅう
)
の準備を令した。動員の
備
(
そなえ
)
のない軍隊の
腑甲斐
(
ふがい
)
なさが
覗
(
うかが
)
われる。新将軍
家定
(
いえさだ
)
の
下
(
もと
)
にあって、この難局に当ったのは、柏軒、枳園らの主侯阿部正弘である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“家定(徳川家定)”の解説
徳川 家定(とくがわ いえさだ)は、江戸幕府の第13代将軍(在任:1853年 - 1858年)。第12代将軍・徳川家慶の四男。
(出典:Wikipedia)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭