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子女
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しじょ
ふりがな文庫
“
子女
(
しじょ
)” の例文
このオキナグサは
山野
(
さんや
)
の
向陽地
(
こうようち
)
に生じ、春早く開花するので、
子女
(
しじょ
)
などに親しまれ、その花を
採
(
と
)
って遊ぶのである。葉は
花後
(
かご
)
に大きくなる。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
心と体とを別に考うることはすでに身を売る時より
行
(
おこな
)
わるる議論で、良家の
子女
(
しじょ
)
が
泥水
(
どろみず
)
に入る時も、たとえ
体
(
からだ
)
は
畜生
(
ちくしょう
)
同然になるも、心は親のため、主人のため
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
後
(
のち
)
また数旬を
経
(
へ
)
て、先生予を
箱根
(
はこね
)
に
伴
(
ともな
)
い
霊泉
(
れいせん
)
に
浴
(
よく
)
して
痾
(
やまい
)
を養わしめんとの事にて、すなわち先生
一家
(
いっか
)
子女
(
しじょ
)
と共に
老妻
(
ろうさい
)
諸共
(
もろとも
)
、
湯本
(
ゆもと
)
の
福住
(
ふくずみ
)
に
寓
(
ぐう
)
すること
凡
(
およそ
)
三旬、先生に
陪
(
ばい
)
して或は
古墳
(
こふん
)
旧刹
(
きゅうさつ
)
を
探
(
さぐ
)
り
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
都
(
みやこ
)
の
子女
(
しじょ
)
として至って平民的な彼等も流石に
羞
(
はず
)
かしそうな
笑止
(
しょうし
)
な顔をした。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
折節
(
おりふし
)
ロンドンの
子女
(
しじょ
)
は春のさかりの
梨
(
なし
)
の花や日本から移された桜の花の咲いておる中に三々五々歩を運んでおりましたが、その光景が日本の花の盛りに見る感じとはどことなく違っておりました。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
“子女”の意味
《名詞》
息子や娘。子供。
娘。女の子。
(出典:Wiktionary)
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“子女”で始まる語句
子女等