“子女等”の読み方と例文
読み方割合
こどもら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
社会党を矢張り教会に入れて置かるゝ御心得か如何どうかを承つて、其上で子女等こどもらを教会へお預けして置くか如何を決定したいと思ふのである
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
危険と言ふのは其処である、卵の如き青年の頭脳へ、社会主義など打ち込んで如何どうするつもりであるか、ツイ先頃もわし子女等こどもらの室を見廻はると
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
剛造は牧師をにらみつ「わしは体の代りに黄金かねつてあるはずだ——イヤ、牧師ともあるものが左様さやうに優柔不断ならば、私の方にも心得がある、子女等こどもらも向後一切教会へは足踏みもさせないことによう」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)