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嬬
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つま
ふりがな文庫
“
嬬
(
つま
)” の例文
一首は、
若
(
も
)
し奈良に残して来た
嬬
(
つま
)
も一しょなら、二人で聞くものを、沖の
渚
(
なぎさ
)
に鳴いて居る鶴の暁のこえよ、何とも云えぬ
佳
(
よ
)
い声よ、という程の歌である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
殿祭
(
トノホカヒ
)
・
室寿
(
ムロホギ
)
のうたは、家讃め・人讃め・覉旅・宴遊のうたを分化し、鎮魂の側からは、国讃め、妻
覓
(
マ
)
ぎ・
嬬
(
つま
)
偲び・賀寿・挽歌・祈願・起請などに展開した。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
おもしろき事いふものか米の飯
己
(
し
)
が
嬬
(
つま
)
のごともいよよ
良
(
よ
)
しちふ
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
若草の妻の子故に
川辺
(
かわべ
)
川しば/\渡る
嬬
(
つま
)
の子故に
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
若草の
嬬
(
つま
)
持たせらめ
三九
。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
「
嬬
(
つま
)
を争ふらしき」という感慨を潜めていると云っても対象が対象だから此歌とは違うのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
人飛びて
嬬
(
つま
)
恋ふる時し
天
(
あめ
)
なるや雲高光り音をひそめつ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
若草の
三五
嬬
(
つま
)
の命。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
南京
(
なんきん
)
の
羹
(
あつもの
)
を我に食はしめし夏汀が
嬬
(
つま
)
は美しきかな
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
嬬
漢検準1級
部首:⼥
17画
“嬬”を含む語句
吾嬬
嬬恋
女嬬
嬬屋
吾嬬川
𡢳嬬
人嬬
古嬬
吾嬬下
吾嬬男子
嬬婦
嬬弱
嬬戀
嬬暮
檜乃嬬手乎
檜嬬手