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奇工
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きこう
ふりがな文庫
“
奇工
(
きこう
)” の例文
各々
(
おの/\
)
秘
(
ひ
)
してその術を人に伝へざるに、おなじ時おなじ村つゞきにておなじ火浣布の
奇工
(
きこう
)
を
得
(
え
)
たるも一奇事なり、是文政四五年の間の事なりき。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
各々
(
おの/\
)
秘
(
ひ
)
してその術を人に伝へざるに、おなじ時おなじ村つゞきにておなじ火浣布の
奇工
(
きこう
)
を
得
(
え
)
たるも一奇事なり、是文政四五年の間の事なりき。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
おもふに此山
半
(
なかば
)
より上は岩を
骨
(
ほね
)
として
肉
(
にく
)
の
土
(
つち
)
薄
(
うす
)
く
地脉
(
ちみやく
)
気を
通
(
つう
)
じて
破隙
(
われめ
)
をなすにや、天地妙々の
奇工
(
きこう
)
思量
(
はかりしる
)
べからず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
宝暦年中平賀
鳩渓
(
きうけい
)
(源内)火浣布を
創
(
はじめて
)
製
(
せい
)
し、
火浣布考
(
くわくわんふかう
)
を
著
(
あらは
)
し、和漢の古書を引、本朝
未曾有
(
みそう
)
の
奇工
(
きこう
)
に
誇
(
ほこ
)
れり。
没
(
ぼつ
)
してのち
其術
(
そのじゆつ
)
つたはらず、
好事家
(
かうづか
)
の
憾事
(
かんじ
)
とす。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
宝暦年中平賀
鳩渓
(
きうけい
)
(源内)火浣布を
創
(
はじめて
)
製
(
せい
)
し、
火浣布考
(
くわくわんふかう
)
を
著
(
あらは
)
し、和漢の古書を引、本朝
未曾有
(
みそう
)
の
奇工
(
きこう
)
に
誇
(
ほこ
)
れり。
没
(
ぼつ
)
してのち
其術
(
そのじゆつ
)
つたはらず、
好事家
(
かうづか
)
の
憾事
(
かんじ
)
とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
そのさま人ありて
行儀
(
ぎやうぎ
)
よくつみあげたるごとく寸分の
斜
(
ゆがみ
)
なし、
天然
(
てんねん
)
の
奇工
(
きこう
)
奇々妙々
不可思議
(
ふかしぎ
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
工
常用漢字
小2
部首:⼯
3画
“奇”で始まる語句
奇
奇麗
奇蹟
奇怪
奇妙
奇異
奇特
奇矯
奇瑞
奇態