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天公
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てんこう
ふりがな文庫
“
天公
(
てんこう
)” の例文
天公
(
てんこう
)
はいたずら者で、世間並みでないところへ世間並み以上の者を作る、お杉お玉の
容貌
(
きりょう
)
もそれで、米友の俊敏なる天性もそれであります。
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
目
(
め
)
の
玉
(
たま
)
、
目
(
め
)
の
玉
(
たま
)
!
赫奕
(
かくやく
)
たる
此
(
こ
)
の
明星
(
みやうじやう
)
の
持主
(
もちぬし
)
なる、(
應
(
おう
)
)の
巨魁
(
きよくわい
)
が
出現
(
しゆつげん
)
の
機
(
き
)
熟
(
じゆく
)
して、
天公
(
てんこう
)
其
(
そ
)
の
使者
(
ししや
)
の
口
(
くち
)
を
藉
(
か
)
りて、
豫
(
あらかじ
)
め
引
(
いん
)
をなすものならむか。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此美人を此
僻地
(
へきち
)
に
出
(
いだ
)
すは
天公
(
てんこう
)
事を
解
(
げ
)
さゞるに似たりと
独
(
ひとり
)
歎息
(
たんそく
)
しつゝ
言
(
ものいは
)
んとししに、娘は
去来
(
いざ
)
とてふたゝび柴籠をせおひうちつれて立さりけり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此美人を此
僻地
(
へきち
)
に
出
(
いだ
)
すは
天公
(
てんこう
)
事を
解
(
げ
)
さゞるに似たりと
独
(
ひとり
)
歎息
(
たんそく
)
しつゝ
言
(
ものいは
)
んとししに、娘は
去来
(
いざ
)
とてふたゝび柴籠をせおひうちつれて立さりけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
熊の
黒
(
くろき
)
は雪の白がごとく
天然
(
てんねん
)
の常なれども、
天公
(
てんこう
)
機
(
き
)
を
転
(
てん
)
じて
白熊
(
はくいう
)
を出せり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
“天公”で始まる語句
天公将軍