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大池
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おおいけ
ふりがな文庫
“
大池
(
おおいけ
)” の例文
こゝの
大池
(
おおいけ
)
の
中洲
(
なかす
)
の島に、かりの法壇を設けて、雨を祈ると触れてな。……
袴
(
はかま
)
、
練衣
(
ねりぎぬ
)
、
烏帽子
(
えぼし
)
、
狩衣
(
かりぎぬ
)
、
白拍子
(
しらびょうし
)
の姿が
可
(
よ
)
からう。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
きょうも測定
当直
(
とうちょく
)
の
古山
(
ふるやま
)
氏ほか二人と、
巡視
(
じゅんし
)
がすんで
休憩中
(
きゅうけいちゅう
)
の
大池
(
おおいけ
)
さんと
江川
(
えがわ
)
さんの五人が、
退屈
(
たいくつ
)
しきった顔で、時間のたつのを待っていた。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
岸をトンと
盪
(
お
)
すと、
屋形船
(
やかたぶね
)
は軽く出た。おや、房州で生れたかと思ふほど、玉野は思つたより
巧
(
たくみ
)
に
棹
(
さお
)
さす。
大池
(
おおいけ
)
は
静
(
しずか
)
である。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一処
(
ひとところ
)
、
大池
(
おおいけ
)
があつて、
朱塗
(
しゅぬり
)
の船の、
漣
(
さざなみ
)
に、浮いた
汀
(
みぎわ
)
に、盛装した
妙齢
(
としごろ
)
の
派手
(
はで
)
な女が、
番
(
つがい
)
の
鴛鴦
(
おしどり
)
の宿るやうに目に
留
(
とま
)
つた。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
池
常用漢字
小2
部首:⽔
6画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫