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大学生
甲の
身の
上を
空想しながら、
花屋の
店頭にあった
二鉢のアネモネは、ある
日、
大学生が、
前に
立って、
自分たちを
見つめて
居るのに
気づきました。
大学生は、
夜おそくまで、
机の
上に
書物を
開いて
勉強をしました。そして、
朝は
起きるのが
遅かったのです。
「
日あたりに
出してやって、一
日に二
度も
水をやればいいですか?」と、
大学生は、きいていました。なんという
気のつく
学生だろうと、アネモネは
思いました。