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夜遁
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よにげ
ふりがな文庫
“
夜遁
(
よにげ
)” の例文
「いや、こうなっては、宿賃を払わずに、こちとら
夜遁
(
よにげ
)
をするまでも、三味線を聞かなきゃ納まらない。
眇
(
めっかち
)
、いぐちでない以上は、古道具屋からでも呼んでくれ。」
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
勘次
(
かんじ
)
はどうにか
稼
(
かせ
)
ぎ
出
(
だ
)
して
歸
(
かへ
)
りたいと
思
(
おも
)
つて一
生懸命
(
しやうけんめい
)
になつたがそれは
僅
(
わづか
)
に
生命
(
せいめい
)
を
繋
(
つな
)
ぎ
得
(
え
)
たに
過
(
すぎ
)
ないのであつた。
近所
(
きんじよ
)
の
村落
(
むら
)
から
行
(
い
)
つたものは
凌
(
しの
)
ぎ
切
(
き
)
れないで
夜遁
(
よにげ
)
して
畢
(
しま
)
つたものもあつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
夜遁
(
よにげ
)
のような事をするとア
合点
(
がってん
)
がいかねえ……兎も角も親方に会って行こう
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
遁
漢検準1級
部首:⾡
13画
“夜”で始まる語句
夜
夜半
夜更
夜中
夜叉
夜具
夜鷹
夜寒
夜明
夜業