外々ほか/\)” の例文
進ぜん外々ほか/\の儀と事變り金子の事故驚怖おどろいたりあたらきもつぶす所と空嘯そらうそぶひてたばこをくゆらし白々敷しら/″\しくも千太郎を世間知らずの息子むすこと見かすまづ寛々ゆる/\と氣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あかの他人に手引をする縁がないと仰しゃるはお情ない、左様なお心なら、江戸表にいる内に何故なぜこれ/\と明かしては下さいません、私も敵の行方を知らなければ知らないなりに、又外々ほか/\を捜し
打まもり夫は又きこえぬおほせぞや御前に別れて外々ほか/\縁付えんづくやうな私ぢやない氣のよわい事を云ず共コレ父樣とゝさま何卒どうぞ九助が命乞いのちごひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
どうか外々ほか/\から御養子をなされて下さいませ
くばり曾て外々ほか/\の者とは事變り其辛抱は餘所目よそめにも見ゆる程なれば近所近邊の者に至るまで伊勢五の忠義ちうぎ々々/\と評判高く一年々々ととしかさなりて終に二十年を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)