こわ)” の例文
新字:
ところがだん/\進歩しんぽするにしたがつて石塊いしころ多少たしよう細工さいくくはへ、にぎつてものこわすに便利べんりかたちにこしらへるようになりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
この船がこわれましてから、鹽を燒き、その燒け殘つた木を取つて琴に作りましたところ、その音が七郷に聞えました。それで歌に
たゞ地震ぢしんでなくともこわれそうな程度ていどそんしたものは例外れいがいである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
もちろんこの小屋こやけたりこわれたりして、今日こんにちまったくのこつてをりませんが、その土臺どだいくひだけがみづなかのこつてゐるのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)