“地滑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じすべ66.7%
ちすべ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一度大きく深い地滑じすべりが社会の底に起こって見ると、何度も何度も余りの震動が繰り返され、その影響は各自の生活に浸って来ていた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
一度大きく深い地滑じすべりが将軍家の上に起こって来ると、何度も何度も激しい社会の震動が繰り返され、その揺り返しが来るたびに
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
この海嘯つなみのちわかつたが、印度洋インドやうちうマルダイヷたう附近ふきん海底かいてい地滑ちすべりに原因げんいんして、亞弗利加アフリカ沿岸えんがんから、亞剌比亞アラビヤ地方ちほうへかけて、非常ひじやう損害そんがいあたへたさうだが、その餘波よはこの孤島はなれじままで押寄おしよせてたのである。