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ふりがな文庫
“
在宅
(
うち
)” の例文
ことによれば里見恭助という兄も
在宅
(
うち
)
かもしれない。人がいては、金を返すのが、まったくだめのような気がする。
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「ありがとう、おねこさま」と、狼がこたえました、「おくさまぎつねは、お
在宅
(
うち
)
じゃないの?」
おくさま狐の御婚礼
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
秋「
此処
(
こゝ
)
かの、……
婆
(
ばゞア
)
は
在宅
(
うち
)
か、此処かの、婆はいないか」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「師匠、
在宅
(
うち
)
かえ? 署の者だ」
助五郎余罪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
「時に吉川君は
在宅
(
うち
)
だろうか?」
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
『惣右衛門どの、お
在宅
(
うち
)
か』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『お
在宅
(
うち
)
ですよ。』
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
三時
過
(
すぎ
)
に行けば、よし子も学校から帰つて
来
(
き
)
てゐるだらう。ことに依れば里見恭助といふ
兄
(
あに
)
も
在宅
(
うち
)
かも知れない。
人
(
ひと
)
がゐては、
金
(
かね
)
を
返
(
かへ
)
すのが、全く駄目の様な気がする。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
つき「お村はん
在宅
(
うち
)
かえ」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「お
在宅
(
うち
)
でしたら?」
勝ち運負け運
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
勝「師匠、
在宅
(
うち
)
か」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
勝「師匠、
在宅
(
うち
)
か」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“在宅”の意味
《名詞》
在宅(ざいたく)
外出せずに、自分の家にいること。
(出典:Wiktionary)
在
常用漢字
小5
部首:⼟
6画
宅
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
“在”で始まる語句
在
在所
在処
在家
在方
在郷
在世
在昔
在来
在原業平