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嚴敷
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きびしき
ふりがな文庫
“
嚴敷
(
きびしき
)” の例文
新字:
厳敷
落
(
おと
)
しながら
漸々
(
やう/\
)
に申立る樣は私しこと全く以て平兵衞を殺し金子など取候
覺
(
おぼ
)
えは
毛頭
(
もうとう
)
御座なく候へども是まで段々
嚴敷
(
きびしき
)
拷問
(
がうもん
)
の
苦
(
くる
)
しさに
堪難
(
たへがた
)
く御覽の通りの
老體
(
らうたい
)
故
(
ゆゑ
)
其苦しみを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
取直
(
とりなほ
)
し我が身ながらも
未練
(
みれん
)
の
繰言
(
くりごと
)
兎
(
と
)
ても
角
(
かく
)
ても助かり難き我が一命此上は又々
嚴敷
(
きびしき
)
責苦
(
せめく
)
を
忍
(
こらへ
)
んよりは
寧
(
いつ
)
そのこと平兵衞を殺せしと
僞
(
いつは
)
り白状して此世の
責苦
(
せめく
)
を
遁
(
のが
)
れん者と
爰
(
こゝ
)
に心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
燒失ひ其上
旱損
(
かんそん
)
昨年は
水難
(
すゐなん
)
にて
段々
(
だん/\
)
年貢未進に相成候處當年は
是非
(
ぜひ
)
皆納
(
かいなふ
)
致し候樣村役人衆より
嚴敷
(
きびしき
)
沙汰
(
さた
)
に候得共
種々
(
しゆ/″\
)
打續ての
災難
(
さいなん
)
故
(
ゆゑ
)
當惑致し居候處娘文事孝心により身を賣其金子にて
年貢
(
ねんぐ
)
の
不足
(
ふそく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
嚴
部首:⼝
20画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“嚴”で始まる語句
嚴
嚴重
嚴肅
嚴格
嚴命
嚴然
嚴飾
嚴島
嚴橿
嚴罰