トップ
>
厳敷
ふりがな文庫
“厳敷”のいろいろな読み方と例文
旧字:
嚴敷
読み方
割合
きびしき
50.0%
きびしく
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きびしき
(逆引き)
まだ
乳房
(
ちぶさ
)
にすがってる
赤子
(
あかご
)
を「きょうよりは手放して以後親子の縁はなきものにせい」という
厳敷
(
きびしき
)
お
掛合
(
かけあい
)
があって涙ながらにお請をなさってからは今の通り
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
是
(
こ
)
ハ牛込
通寺町
(
とおりてらまち
)
松源寺ニ同居致候浪人ニテ鷲巣(原本ノママ)郁太郎ト申ス者右ノ書ヲ出板致シ、
板行摺
(
はんこうずり
)
ハ神田松永町半次郎ニテ摺上候処右ノ書物段々
六ヶ敷
(
むつかしく
)
相成御詮議
厳敷
(
きびしき
)
ニ付キ
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
厳敷(きびしき)の例文をもっと
(2作品)
見る
きびしく
(逆引き)
意は己の為に存し形は意の為に存するものゆえ、
厳敷
(
きびしく
)
いわば形の意にはあらで意の形をいう可きなり。
小説総論
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
アハヽヽと笑へばお吉も笑ひながら、左様したらまた不潔〻〻と
厳敷
(
きびしく
)
御叱
(
おいぢ
)
めなさるか知れぬ、と互ひに二ツ三ツ
冗話
(
むだばな
)
し仕て後、お吉少しく改まり、清吉は
眠
(
ね
)
て居りまするか
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
厳敷(きびしく)の例文をもっと
(2作品)
見る
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“厳”で始まる語句
厳
厳粛
厳重
厳然
厳島
厳格
厳乎
厳寒
厳冬
厳橿
“厳敷”のふりがなが多い著者
若松賤子
二葉亭四迷
幸田露伴
永井荷風