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和
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やさ
ふりがな文庫
“
和
(
やさ
)” の例文
のつそりは憎い奴、親方の
対
(
むかう
)
を張つて大それた、五重の塔を生意気にも建てやうなんとは憎い奴憎い奴、親方が
和
(
やさ
)
し過ぎるので増長した謀反人め
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
何事も皆
天運
(
まはりあはせ
)
ぢや、此方の了見さへ
温順
(
すなほ
)
に
和
(
やさ
)
しく有つて居たなら又好い事の廻つて来やうと、此様おもつて見ればのつそりに半口与るも却つて好い心持
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
何ごとも皆
天運
(
まわりあわせ
)
じゃ、
此方
(
こち
)
の了見さえ
温順
(
すなお
)
に
和
(
やさ
)
しくもっていたならまた好いことの廻って来ようと、こうおもって見ればのっそりに半口やるもかえって好い心持
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
と
和
(
やさ
)
しく云われてますます
畏
(
おそ
)
れ、
恍然
(
うっとり
)
として腕を組みしきりに考え込む
風情
(
ふぜい
)
、正直なるが可愛らし。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
親方が
和
(
やさ
)
し過ぎるので増長した謀反人め、謀反人も
明智
(
あけち
)
のようなは
道理
(
もっとも
)
だと
伯龍
(
はくりゅう
)
が講釈しましたがあいつのようなは大悪
無道
(
ぶどう
)
、親方はいつのっそりの頭を鉄扇で
打
(
ぶ
)
ちました
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
昨夜
私
(
わつち
)
は何か悪いことでも為は仕ませぬか、と心配相に尋ぬるも可笑く、まあ何でも好いは、飯でも食つて仕事に行きやれ、と
和
(
やさ
)
しく云はれてます/\
畏
(
おそ
)
れ、
恍然
(
うつとり
)
として腕を組み頻りに考へ込む風情
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“和”を含む語句
和尚
柔和
平和
温和
調和
和郎
和女
大和
日和
和魂
穏和
和主
三和土
和蘭陀
和琴
大和魂
和声
和合
大和尚
混和
...