“呼迎”の読み方と例文
読み方割合
よびむか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目覚めさむればに近し。召使ふものの知らせにて離れの一間ひとまに住み給ひける母上捨て置きてはよろしからずと直様すぐさま医師を呼迎よびむかへられけり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
相續さうぞくするはずなれば首尾しゆびよく右等の事の相濟あひすみし上は呼迎よびむかへて妾となすべし夫迄それまでは其方の了簡れうけんにて深くつゝしみだり口外こうぐわい致すべからずしかしつきにも相成あひなる上は奉公ほうこうも太儀なるべし其方は病氣びやうき披露ひろうし一先宿へさがり母のもとにて予が出世しゆつせ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)