“吹(すい)” の例文
すると、蕭々(しょうしょう)たる平沙(へいさ)や葭(よし)の彼方(かなた)にあたって、一吹(すい)の犀笛(さいぶえ)が聞えたと思うと、たちまち、早鉦(はやがね)や太鼓がけたたましく鳴りひびいた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
心臓から出ずる気、呵(か)と称し、脾臓(ひぞう)から出ずる気、呼(こ)と称し、腎臓から出ずる気、吹(すい)と称し、肝臓から出ずる気、嘘(きょ)と称し、肺臓から出ずる気、泗(し)と称す。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
一吹(すい)の角笛(つのぶえ)とともに、龐統は一軍をあつめて、徐々(じょじょ)、涪水関の下へ近づいて行った。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)