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名器
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めいき
ふりがな文庫
“
名器
(
めいき
)” の例文
あがられ、その折、
侍坐
(
じざ
)
しておられた筑前どのが、挨拶に見えた千宗易を一見されて——これは
名器
(
めいき
)
だ——と仰っしゃったそうな
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中から
上
(
あが
)
りのよいのを選び出しますと、本当に
名器
(
めいき
)
と呼びたいものに
廻
(
めぐ
)
り会えます。時勢の流れが激しいのに、よくもこんな仕事が
廃
(
すた
)
れずに続けられているものと不思議に思われるほどであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
「伊那丸どの、お返し申す
品
(
しな
)
はこのなかにある。すなわち、それは
武田家
(
たけだけ
)
のご
再興
(
さいこう
)
になくてかなわぬ
什宝
(
じゅうほう
)
、
御旗
(
みはた
)
楯無
(
たてなし
)
の
名器
(
めいき
)
でござりますぞ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秀吉
(
ひでよし
)
、
家康
(
いえやす
)
をはじめ、
加賀
(
かが
)
の
前田
(
まえだ
)
、
毛利
(
もうり
)
、
伊達
(
だて
)
、
上杉
(
うえすぎ
)
、
北条
(
ほうじょう
)
、
長曾我部
(
ちょうそかべ
)
、みなそれぞれ
名器
(
めいき
)
の
武将
(
ぶしょう
)
であるけれど、かれらはじぶんの
功
(
こう
)
をいそぐ
以外
(
いがい
)
に、
上
(
かみ
)
も
下
(
しも
)
も
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
名器
(
めいき
)
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“名器”の意味
《名詞》
著名な器物。すばらしい器物。
強い快感を相手に与える性器。
(出典:Wiktionary)
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
“名”で始まる語句
名
名残
名代
名告
名前
名誉
名人
名聞
名高
名題