“長曾我部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうそかべ88.9%
ちやうそかべ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわち、秀吉の名代として、長曾我部ちょうそかべの四国へ討ち入るべく、総帥秀長と、副将秀次が、ここに出港の準備を遂げたものとおもわれる。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
土佐の長曾我部ちょうそかべとか、備前の宇喜多うきたとかいう、徳川家に弓を引いて断絶した家々の部下で、新領主を苦しめたのはこれら地侍・郷士の輩である。
名字の話 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
中国では、大内氏の旗下から毛利氏が起つてゐるし、四国では土佐の一條氏の被官たる長曾我部ちやうそかべ氏が勃興してゐる。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)