“曾我廼家”の読み方と例文
読み方割合
そがのや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みなさんはおすきかどうかしりませぬが、曾我廼家（そがのや）五郎の芝居は非常に通俗的なものでありますが、五郎にはああした実相を出すいいところがあります。
生活と一枚の宗教 (新字新仮名) ／ 倉田百三(著)
浅草の即製品の軽演劇役者とちがって、曾我廼家（そがのや）式に年期を入れているらしく特に端役が揃って芸達者であるが、それだけにストリップとウマの合った軽快なところがない。
安吾の新日本地理：02 道頓堀罷り通る (新字新仮名) ／ 坂口安吾(著)
曾我廼家（そがのや）五郎とか、また何とかいう映画女優などが、よくそんな言葉を使っている。
女の決闘 (新字新仮名) ／ 太宰治(著)