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厳
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しかつ
ふりがな文庫
“
厳
(
しかつ
)” の例文
旧字:
嚴
市内で相応に名を売つてゐる或る
鶏肉
(
かしは
)
屋の
主人
(
あるじ
)
「
鶏肉
(
かしは
)
の味は
鶏
(
とり
)
を
落
(
おと
)
す
瞬間
(
ほんのま
)
にあります。」と言つて
厳
(
しかつ
)
べらしく語り出す。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
と
厳
(
しかつ
)
べらしく言つてその儘口を閉ぢた事がある。
暫
(
しばら
)
くして文豪はまた口を開いた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
鼓村氏は二三日その友人の
許
(
とこ
)
で遊んだ。
帰途
(
かへり
)
にその渡し場を通ると、矢張り同じ船頭が待つてゐて、慌てて
頬冠
(
ほゝかむ
)
りを取つた。その瞬間鼓村氏は二三日前の
悪戯
(
いたづら
)
を思ひ出した。で、
厳
(
しかつ
)
べらしく言つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
森田氏は
厳
(
しかつ
)
べらしい口をして訊いた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
先生は
厳
(
しかつ
)
べらしく答へた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“厳(厳(姓))”の解説
厳(げん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
“厳”を含む語句
荘厳
森厳
厳格
厳粛
厳重
厳寒
厳乎
端厳微妙
威厳
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端厳
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荘厳弥撒
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宗厳
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