“しかつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
75.0%
死喝25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼓村氏は二三日その友人のとこで遊んだ。帰途かへりにその渡し場を通ると、矢張り同じ船頭が待つてゐて、慌てて頬冠ほゝかむりを取つた。その瞬間鼓村氏は二三日前の悪戯いたづらを思ひ出した。で、しかつべらしく言つた。
森田氏はしかつべらしい口をして訊いた。
死したるものゝ吐くを死喝しかつといい、生きたるものが吐くを生喝しょうかつという。この大喝一声は実に天地へ響く大声たいせいでございまして、ガーと云ったときには気の弱いものはきもひしがれます。