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卿
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きやう
ふりがな文庫
“
卿
(
きやう
)” の例文
御子
三位
(
さんみ
)
の中將殿(維盛)は
歌道
(
かだう
)
より外に
何長
(
なにちやう
)
じたる事なき御身なれば、
紫宸殿
(
ししいでん
)
の階下に
源家
(
げんけ
)
の
嫡流
(
ちやくりう
)
と
相挑
(
あひいど
)
みし父の
卿
(
きやう
)
の勇膽ありとしも覺えず。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
借らんと
云入
(
いひいれ
)
しに座敷は迷惑なりと云ふ心得たりと太華
大藏
(
おほくら
)
の
卿
(
きやう
)
五十錢札一枚を出すイザ是へと急に座敷に請じて
茶菓
(
さくわ
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
東下
(
あづまくだ
)
りの路すがら、
菊川
(
きくがは
)
の西岸に宿つて、末路の哀歌を障子に書きつけた
中御門
(
なかみかど
)
中納言
(
ちうなごん
)
宗行
(
むねゆき
)
卿
(
きやう
)
もさうである。
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
〔評〕三條公は西三條、東久世諸公と長門に走る、之を七
卿
(
きやう
)
脱走
(
だつさう
)
と謂ふ。幕府之を
宰府
(
ざいふ
)
に
竄
(
ざん
)
す。既にして七卿が勤王の士を
募
(
つの
)
り國家を亂さんと欲するを憂へ、
浪華
(
なには
)
に
幽
(
いう
)
するの
議
(
ぎ
)
あり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
“卿”の解説
卿
卿(きょう、けい)は、中国・日本の官位制における高位の官職。それに由来する呼称も指す。
(出典:Wikipedia)
卿
漢検準1級
部首:⼙
12画
“卿”を含む語句
公卿
卿等
上卿
諸卿
卿相
月卿雲客
公卿侍
麗卿
公任卿
少卿
俊成卿
荀卿
宇合卿
直卿
中卿
是善卿
維盛卿
宮内卿
黄門光圀卿
公卿衆
...