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北叟笑
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ほくそゑみ
ふりがな文庫
“
北叟笑
(
ほくそゑみ
)” の例文
何
(
なん
)
にも
言
(
い
)
はず
急
(
きふ
)
にものもいはれないで
瞻
(
みまも
)
ると、
親仁
(
おやぢ
)
はじつと
顔
(
かほ
)
を
見
(
み
)
たよ。
然
(
さ
)
うしてにや/\と、
又
(
また
)
一
通
(
とほり
)
の
笑方
(
わらひかた
)
ではないて、
薄気味
(
うすきみ
)
の
悪
(
わる
)
い
北叟笑
(
ほくそゑみ
)
をして
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
成
(
たる
)
たけ
人
(
ひと
)
の
目
(
め
)
に
立
(
た
)
たないやうに、と
男
(
をとこ
)
を
樹
(
き
)
の
蔭
(
かげ
)
に、しばしとて、お
秋
(
あき
)
が
又
(
また
)
前後
(
あとさき
)
を
見
(
み
)
ながら
内
(
うち
)
へ
入
(
はひ
)
つたから、しめたと、
北叟笑
(
ほくそゑみ
)
をして
待
(
ま
)
つと、しばらく
隙
(
ひま
)
が
取
(
と
)
れて、やがて
駈出
(
かけだ
)
して
來
(
き
)
て
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
といひ
果
(
は
)
てゝ
親仁
(
おやぢ
)
の
又
(
また
)
気味
(
きみ
)
の
悪
(
わる
)
い
北叟笑
(
ほくそゑみ
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
叟
漢検1級
部首:⼜
9画
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
“北叟”で始まる語句
北叟