-
トップ
>
-
勳章
>
-
くんしやう
アンドレイ、エヒミチは
強ひて
心を
落着けて、
何の、
月も、
監獄も
其れが
奈何なのだ、
壯健な
者も
勳章を
着けてゐるではないか。
振返れば
胸に
光る
徽章やら、
勳章やらを
下げた
男が、ニヤリと
計り
片眼をパチ/\と、
自分を
見て
笑ふ。
私は
第二
等のスタニスラウの
勳章を
貰ひました。
此の
第二
等の
勳章は、
全體なら
外國人でなければ
貰へないのですが、
私には
其の、
特別を
以てね、
例外と
見えます。