トップ
>
剥
>
ぱが
ふりがな文庫
“
剥
(
ぱが
)” の例文
手代の徳次はさう言つて、
鑿
(
のみ
)
と
金槌
(
かなづち
)
で引つ
剥
(
ぱが
)
すやうにして開けた、二枚目の雨戸と敷居の傷などを見せて居ります。
銭形平次捕物控:182 尼が紅
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして
霊魂
(
たましひ
)
を
奪
(
と
)
られたり、外套を
引
(
ひ
)
つ
剥
(
ぱが
)
されたりする。
農夫
(
ひやくしやう
)
といふものは、四福音書へ出るにも、探偵小説へ出るにも、
極
(
ごく
)
日当が
廉
(
やす
)
くて、
加之
(
おまけ
)
に物が解らないから
手数
(
てすう
)
が掛らなくていゝ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
手代の徳次はそう言って、
鑿
(
のみ
)
と
金槌
(
かなづち
)
で引っ
剥
(
ぱが
)
すようにして開けた、二枚の雨戸と敷居の傷などを見せております。
銭形平次捕物控:182 尼が紅
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次はやにわに部屋の隅の畳を一枚起すと、床板を三枚ばかり引っ
剥
(
ぱが
)
しました。
銭形平次捕物控:093 百物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
焚きつけは
硫黄附木
(
ゆわうつけぎ
)
の小枝で間に合せ、油はほんの少しばかりの燈油が、
行燈
(
あんどん
)
の皿と古い小さい油壺にあるだけ、綿は蒲團でも引つ
剥
(
ぱが
)
したら古いのが出て來るかも知れないと言つた程度です。
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
剥
部首:⼑
10画
“剥”を含む語句
引剥
皮剥
追剥
剥取
擦剥
赤剥
逆剥
生剥
剥落
剥出
剥奪
摺剥
剥啄
落剥
剥製
剥身
臭剥
剥脱
剥離
剥繰
...