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前達
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めえたち
ふりがな文庫
“
前達
(
めえたち
)” の例文
正「成田へ来て駕籠へ乗るてえのは
強気
(
ごうき
)
といけねえ、本当ならお
前達
(
めえたち
)
二人を駕籠へ乗せて、
私等
(
わっしたち
)
二人で担ぎたいくらいのものだ」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お
前達
(
めえたち
)
を、連れて行きてえのは山々だが、お役人をたたっ斬って、天下のお関所を破った俺達が、お
天道様
(
てんとうさま
)
の下を、十人二十人つながって歩くことは、許されねえ。
入れ札
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
してみると貰うて進ぜる方がまだお
前達
(
めえたち
)
の
面
(
かお
)
を
好
(
よ
)
くして、名を売ってやる恩人だ。勘定すれば一銭も差引無し、こちとらは鰹節で、お前様方が
旨
(
うめ
)
え汁を吸うといったようなものだ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
、お
前達
(
めえたち
)
が勝手にタタキ殺すってのは穏やかじゃねえからナ。犬でも猫でも……
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
新「妙だってお
前達
(
めえたち
)
は
訝
(
おか
)
しいぜ、
何
(
ど
)
うかして居るぜ急いで
遣
(
や
)
ってくんねえ、小塚ッ原などへ来て仕様がねえ、千住へでも泊るから
本宿
(
ほんじゅく
)
まで遣っておくれ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
それもよ、行儀なら行儀をしつけようてえ真実からした事なら、どうせお
前達
(
めえたち
)
はお夏さんにゃあお師匠様だ、先生だ、
私
(
わっち
)
が紋床の
拭掃除
(
ふきそうじ
)
をするのと
異
(
かわ
)
りはねえ、体操でも何でもすら。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
新「
戯
(
ふざ
)
けちゃア困るぜ冗談じゃアねえ、お
前達
(
めえたち
)
は
訝
(
おか
)
しいぜ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
新「冗談じゃアねえ、お
前達
(
めえたち
)
は変だぜ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛