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初鮏
ふりがな文庫
“初鮏”の読み方と例文
読み方
割合
はつさけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はつさけ
(逆引き)
古志
(
こし
)
の
長岡魚沼
(
ながをかうをぬま
)
の川口あたりにて漁したる一番の
初鮏
(
はつさけ
)
を
漁師
(
れふし
)
長岡
(
ながをか
)
へたてまつれば、
例
(
れい
)
として
鮏
(
さけ
)
一
頭
(
ひき
)
に(一頭を一尺といふ)米七俵の
価
(
あたひ
)
を
賜
(
たま
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
又信濃越中出羽陸奥也、
常陸
(
ひたち
)
にもありときゝつ。これらの国の鮏はその所の食にあつるに
足
(
た
)
るのみ、
通商
(
つうしやう
)
するにたらず。江戸は
利根
(
とね
)
川にありといへども
稀
(
まれ
)
なるゆゑ、
初鮏
(
はつさけ
)
は
初鰹
(
はつかつを
)
の
価
(
あたひ
)
に
比
(
ひ
)
すとぞ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
(猶小なるもあるべし)
男魚
(
をな
)
女魚
(
めな
)
の
名
(
な
)
あり、めなは子あるゆゑ、をなよりは
価
(
あたひ
)
貴
(
たつと
)
し。五番まで奉りて
后
(
のち
)
を
売
(
う
)
る、
初鮏
(
はつさけ
)
の
貴
(
たつと
)
き事おしてしるべし。これを
賞
(
しやう
)
する事、江戸の
初鰹魚
(
はつかつを
)
にをさ/\おとらず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
初鮏(はつさけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
鮏
部首:⿂
16画
“初”で始まる語句
初
初心
初々
初手
初夏
初春
初陣
初秋
初午
初旬
“初鮏”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山