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内儀
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おかみさん
ふりがな文庫
“
内儀
(
おかみさん
)” の例文
ホホホホホ、大きな声をお出しでない、
隣家
(
おとなり
)
の
児
(
こ
)
が起きると
内儀
(
おかみさん
)
の内職の
邪魔
(
じゃま
)
になるわネ。そんならいいよ買って来るから。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
内祝言
(
ないしゅうげん
)
だけを済まして
内儀
(
おかみさん
)
になり、翌年になりますと、丁度この
真桑瓜
(
まくわうり
)
時分
下総瓜
(
しもふさうり
)
といって
彼方
(
あちら
)
は早く出来ます。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
内儀
(
ないぎ
)
を
一寸
(
ちょっ
)
と呼で呉れ下「
内儀
(
おかみ
)
さんは
最
(
も
)
う出て仕舞いましたよ」目科は驚きたる風を示し「其様な筈は無いよお前先程来た己の顔を忘れたな下「いえ爾では有ませんが、全く
内儀
(
おかみさん
)
は出て仕舞たのです、 ...
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
出
(
いで
)
しや又當人は親類中より參りし者かと申さるゝに五郎藏
否
(
いや
)
親類から參つたのでは御ざりませんが一
所
(
しよ
)
に
寢
(
ね
)
るのが
嫌
(
きら
)
ひで
御出
(
おいで
)
やりました
貰
(
もら
)
つたから親類で有りましたが出て行けば他人でござりますどうぞ御奉行樣私しの
内儀
(
おかみさん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さア奉公人は
贔屓
(
ひいき
)
をする者もあり、又
先
(
せん
)
の
内儀
(
おかみさん
)
が
居
(
お
)
れば
斯
(
こ
)
んな事はないなどと云い、中には今度の内儀は惣菜の中に
松魚節
(
かつおぶし
)
に
味淋
(
みりん
)
を入れるから
宜
(
い
)
いなどと
小遣
(
こづかい
)
を貰うを悦ぶ者もあり
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“内儀”の意味
《名詞》
内儀(ないぎ)
(context、dated)内々に行われる評議。
(context、dated)内証。内密の事柄。
貴人、他人の妻の尊称。
(出典:Wiktionary)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
儀
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
“内儀”で始まる語句
内儀様
内儀樣
内儀姿
内儀風