兒等こら)” の例文
新字:児等
古老こらうまゆひそめ、壯者さうしやうでやくし、嗚呼あゝ兒等こら不祥ふしやうなり。めよ、めよ、なんきみ細石さゞれいしことぶかざる!
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
兒等こらよ、今晝は眞盛まさかり、日こゝもとに照らしぬ。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
一つ一つ兒等こらの手に置くなり。
そぞろごと (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
うしほわたあま兒等こら
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
せいなるつちの安らけき兒等こらの姿を見よやとて
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
「隱せよ」と叫ぶ一聲いつせい兒等こらはただ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)