偉人いじん)” の例文
だい三に、十ばかりの偉人いじん伝記でんきがあり、そのなかで、ベートーヴェンとミケランゼロとトルストイとの三つの伝記でんきは、もっとも有名ゆうめいです。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
あるものは演説口調くちょうで郷土の偉人いじんや、名所旧蹟きゅうせきや、特殊とくしゅの産業などを紹介しょうかいし、あるものは郷土の民謡みんよう舞踊ぶよう披露ひろうした。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
偉人いじんというものは、なんでもない現象から、おどろく事実を発見するものであります。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
われ/\の崇敬すうけいする偉人いじんでも、大地震だいぢしんとなるとわれわすれてされるのであるから、二階建にかいだて三階建さんがいだてとう階下かいか平家建ひらやだて屋内おくないにゐたひとすのは、もつともな動作どうさかんがへなければなるまい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
先生は白皙はくせき長身ちょうしん、一見して皆その偉人いじんたるを知る。
どんな偉人いじんにだって運命はあった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)