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余
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あんまり
ふりがな文庫
“
余
(
あんまり
)” の例文
旧字:
餘
須永はその叔父の力を
藉
(
か
)
りてどうしようという
料簡
(
りょうけん
)
もないと見えて、「叔父がいろいろ云ってくれるけれども、僕は
余
(
あんまり
)
進まないから」
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
余
(
あんまり
)
だから
宜
(
い
)
い……人の感情を弄んだの本田に見返ったのといろんな事を云って
讒謗
(
ざんぼう
)
して……自分の
己惚
(
うぬぼれ
)
でどんな夢を見ていたって、人の知た
事
(
こッ
)
ちゃ有りゃしない……」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
お前さんは人を土足に掛けるとは
余
(
あんまり
)
ではありませんか、さア貸して下さい、どうあっても貸して呉れなければ
拠
(
よんどころ
)
なくお前さんを殺さなければなりません、さア貸して下さい/\
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「何が
余
(
あんまり
)
だね、それは
此方
(
こっち
)
の文句だよ。チョッ泣虫が
揃
(
そろ
)
ってら。面白くもない!」
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“余”の解説
余(よ)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
“余”を含む語句
余程
残余
余光
剰余
余沫
有余
余裕
余燼
余波
零余子
磐余
余部
自余
余戸
余韻
持余
余計
余所行
余人
紆余曲折
...