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人相書
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にんそうがき
ふりがな文庫
“
人相書
(
にんそうがき
)” の例文
序
(
つい
)
でにお
爺
(
じい
)
さんの
人相書
(
にんそうがき
)
をもう
少
(
すこ
)
しくわしく
申上
(
もうしあ
)
げますなら、
年齢
(
とし
)
の
頃
(
ころ
)
は
凡
(
おおよ
)
そ八十
位
(
くらい
)
、
頭髪
(
とうはつ
)
は
真白
(
まっしろ
)
、
鼻下
(
びか
)
から
顎
(
あご
)
にかけてのお
髭
(
ひげ
)
も
真白
(
まっしろ
)
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
とにかくに
人相書
(
にんそうがき
)
を
認
(
したた
)
める必要があるので、一人の少尉がその死体の顔から再び帽子を
取除
(
とりの
)
けると、彼は思わずあっと叫んだ。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その鼻寺の和尚と、どういう旧縁があるのか、ほの暗い
行燈
(
あんどん
)
を近くよせて、奥の
方丈
(
ほうじょう
)
で酒を酌み合っていたのは、今、城下に
人相書
(
にんそうがき
)
の行き渡っている日本左衛門でした。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
標本
(
みほん
)
として
私
(
わたくし
)
はそれ
等
(
ら
)
の
中
(
なか
)
で
少
(
すこ
)
し
毛色
(
けいろ
)
の
異
(
かわ
)
ったものの
人相書
(
にんそうがき
)
を
申上
(
もうしあ
)
げて
置
(
お
)
くことにいたしましょう。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
それと同時に、領主柳沢吉保の命として、
御岳口
(
みたけぐち
)
、
石和
(
いさわ
)
の関所などへきびしい非常の触れがまわり、城下の主なる番屋には、大盗日本左衛門の
人相書
(
にんそうがき
)
がわずか半日で行き渡りました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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「ウム、
人相書
(
にんそうがき
)
だ」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“人相”で始まる語句
人相
人相観
人相見
人相早学
人相骨柄