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人望
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じんぼう
ふりがな文庫
“
人望
(
じんぼう
)” の例文
家康が副将軍だなどと言われて大変な
人望
(
じんぼう
)
があるものだから、秀吉の側近の連中は家康の変に鄭重
慇懃
(
いんぎん
)
な律義ぶりを信用せず
家康
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
ただかんたんに一時の
口
(
くち
)
さびしさをまぎらし得るということが、おそらくは茶の
人望
(
じんぼう
)
の
基
(
もと
)
であった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
人望
(
じんぼう
)
のあった糟谷の話であるから、
近郷
(
きんごう
)
の農民はきそうて
家畜
(
かちく
)
を
飼
(
こ
)
うた。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
私立
(
しりつ
)
なれども
生徒
(
せいと
)
の
數
(
かず
)
は千
人
(
にん
)
近
(
ちか
)
く、
狹
(
せま
)
き
校舍
(
かうしや
)
に
目白押
(
めじろおし
)
の
窮屈
(
きうくつ
)
さも
教師
(
きやうし
)
が
人望
(
じんぼう
)
いよ/\あらはれて、
唯
(
たゞ
)
學校
(
がくこう
)
と一ト
口
(
くち
)
にて
此
(
この
)
あたりには
呑込
(
のみこ
)
みのつくほど
成
(
な
)
るがあり、
通
(
かよ
)
ふ
子供
(
こども
)
の
數々
(
かず/\
)
に
或
(
あるひ
)
は
火消
(
ひけし
)
鳶人足
(
とびにんそく
)
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“人望”の意味
《名詞》
人望(じんぼう)
多くの人から受けるその人に対する尊敬や信頼。
(出典:Wiktionary)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“人望”で始まる語句
人望家