“じんぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人望40.0%
神保20.0%
陣亡20.0%
人蟒10.0%
神貌10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただかんたんに一時のくちさびしさをまぎらし得るということが、おそらくは茶の人望じんぼうもとであった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
山上氏の手紙の中に、確か神保じんぼう氏の話であったかと思うが、日本の地名には意味の不明なものがはなはだ多い。アイヌなどとは大いに違うと平生いっておられるということを聞いた。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それがし祖父そふ興津右兵衛景通おきつうひょうえかげみちもうしそろ永正えいしょう十一(十七)年駿河国するがのくに興津おきつに生れ、今川治部大輔いまがわじぶたいふ殿に仕え、同国清見きよみせきに住居いたし候。永禄えいろく三年五月二十日今川殿陣亡じんぼう遊ばされそろ時、景通かげみち御供おともいたし候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
これは人蟒じんぼうが生まれた兆だ、国中新生の小児をことごとく送り来さしめ、各々一空壺中につばはかしむれば、つばきが火となる児がそれだというので試みると、果して一児が人蟒と別った
神貌じんぼう清白、眉ほそく、眼すずやかである。これなん弘農こうのうの人で、一門から六相三公を出している名家楊震ようしんの孫で、楊修ようしゅうあざなは徳祖という。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)