“永正”の読み方と例文
読み方割合
えいしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
して、その、世をしのぶ老士得印兼光なる主の物語というのは? はなしは、文明ぶんめいより永正えいしょうにかけてのむかしにかえる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
連歌の最盛時代とも称すべき文明、明応はわずかに昨日と過ぎて、余勢なほいまだ衰へざる永正えいしょう天文てんぶんの間にありて、早く既に一転機の動かんとするを見る。
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
さあ、こちらを向かっしゃい、こちらを向いてこの刀、粗末ながら永正えいしょう祐定すけさだを一見さっしゃい
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)