“弘農”の読み方と例文
読み方割合
こうのう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神貌じんぼう清白、眉ほそく、眼すずやかである。これなん弘農こうのうの人で、一門から六相三公を出している名家楊震ようしんの孫で、楊修ようしゅうあざなは徳祖という。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「これは、漢の天子の弘農こうのう還幸かんこうせらるる御車である。不敬すな!」と、叱咤した。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「長安は大廃しました。弘農こうのう(陝西省・西安附近)へおうつりあってはいかがです」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)