“清見”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きよみ75.0%
せいけん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして都を立ってからほぼ一カ月がすぎて、十月十六日に駿河国清見きよみせきに着いたが、遠征の途中の国々で兵を集めたので、清見ヶ関では七万余騎を数えた。
両親ふたおやがついて、かねてこれがために、清水みなとに、三保に近く、田子の浦、久能山、江尻はもとより、興津おきつ清見きよみ寺などへ、ぶらりと散歩が出来ようという地を選んだ、宏大な別荘のもうけが有って
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ハイ。このあいだ、清見せいけん寺の和尚様が見えました時に、主人が建てました」
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)