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亥之助
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いのすけ
ふりがな文庫
“
亥之助
(
いのすけ
)” の例文
もう/\
退
(
ひ
)
けて
居
(
ゐ
)
るには
及
(
およ
)
びません、
身分
(
みぶん
)
が
何
(
なん
)
であらうが
父
(
ちゝ
)
もある
母
(
はゝ
)
もある、
年
(
とし
)
はゆかねど
亥之助
(
いのすけ
)
といふ
弟
(
おとゝ
)
もあればその
樣
(
やう
)
な
火
(
ひ
)
の
中
(
なか
)
にじつとして
居
(
ゐ
)
るには
及
(
およ
)
ばぬこと
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
私
(
わたし
)
はこれから
内職
(
ないしよく
)
なり
何
(
なん
)
なりして
亥之助
(
いのすけ
)
が
片腕
(
かたうで
)
にもなられるやう
心
(
こゝろ
)
がけますほどに、
一生
(
いつしやう
)
一人
(
ひとり
)
で
置
(
お
)
いて
下
(
くだ
)
さりませとわつと
聲
(
こゑ
)
たてるを
噛
(
かみ
)
しめる
襦袢
(
じゆばん
)
の
袖
(
そで
)
、
墨繪
(
すみゑ
)
の
竹
(
たけ
)
も
紫竹
(
しちく
)
の
色
(
いろ
)
にや
出
(
いづ
)
ると
哀
(
あは
)
れなり。
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
亥
漢検準1級
部首:⼇
6画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“亥之”で始まる語句
亥之
亥之吉
亥之公