“予(わたし)” の例文
旧字:豫
……まア、あたじけない! 皆(みん)な飮(の)んでしまうて、隨(つ)いて行(ゆ)かう予(わたし)の爲(ため)に只(たゞ)一滴(てき)をも殘(のこ)しておいてはくれぬ。……お前(まへ)の脣(くちびる)を吸(す)はうぞ。
予(わたし)(聊斎志異の著者、蒲松齢)の姉の夫の祖父に宋公、諱を燾(とう)といった者があった。それは村の給費生であったが、ある日病気で寝ていると、役人が牒(つうちじょう)を持ち、額(ひたい)に白毛のある馬を牽(ひ)いて来て
考城隍 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)