“九頭龍川”のいろいろな読み方と例文
新字:九頭竜川
読み方割合
くずりゅうがわ50.0%
くづりうがは50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当日午後にはもう越前第一の都府、北ノ庄の城下は、九頭龍川くずりゅうがわほとりにも、足羽山あすわやまの要地にも、秀吉方の兵馬を充満していたのであった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秀吉は、夕刻、足羽山あすわやまの本陣を、さらにすすめて、市街の一端、九頭龍川くずりゅうがわをうしろに、床几場しょうぎばをさだめ
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ふゆの、山國やまぐにの、にしおふ越路こしぢなり、其日そのひそらくもりたれば、やうやまちをはづれると、九頭龍川くづりうがは川面かはづらに、夕暮ゆふぐれいろめて、くらくなりゆく水蒼みづあをく、早瀬はやせみだれておと
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)